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ACOBA 山形交流ツアー報告A〜「ほほえみサービス米沢」訪問〜



 ACOBA交流事業部主催の第2回交流ツアーでは、3日間の山形滞在中に上山市のまちづくりを視察し、山形県初のNPO法人「ほほえみサービス米沢」を訪問しました。以下は我孫子でミニデイサービス・交流サロン「一粒の麦」を立ち上げた木田会員の報告です。



   

 6月22日、午後2時40分、予定より10分程遅れて、ほほえみデイサービスにつきました。デイサービスでは、私達を待ちかねていたようで、職員の方や、利用者さんが温かく迎えてくれました。関本会長挨拶の後、15分ぐらいしかご一緒できない旨を伝えました。

 早速、皆さんで歓迎の歌と、寸劇でもてなしてくれました。私たちも一緒に歌いました。水戸黄門と、どんぐりころころの替え歌に新しい発見をし、今、山形県で話題のさくらんぼ泥棒を寸劇にしてみせてくれました。職員の熱演に感激しましたが、昨日、原田さんのさくらんぼ農園のご苦労を見てきただけにこんな事件は一日も早く無くなって美味しいさくらんぼが食べられるように祈りました。

 デイサービスは米沢市内中心の城址公園そばにあり、マンションの1階部分を利用して、風呂、トイレ、リビングホール、利用者のための休息室もありました。利用者が一日を過ごすための工夫が室内のあちこちにみられました。 

  この後、ほほえみサービスの事務所に向いました。事務所では代表の柴田信子さんと職員に出迎えられ、4月におじゃました和室に通されました。和室のテーブルには山盛りのさくらんぼと、職員が漬けたきうりと、米沢名物の小茄子の漬物に舌鼓をうち、私はこの漬物で郷里に帰ってきた思いで胸があつくなりました。

 時間があまりありませんでしたので、ほほえみサービスの事業内容中心にお話していただきました。平成5年高齢者の在宅福祉サービスを創め、平成11年山形県下最初のNPO法人を認可され、その後介護保険事業に参入し現在があるようですが、新事業として、障害者のための共同住宅や自立支援のための訪問介護事業を興されたことに関心が深まりました。

 詳しいことは覚えていませんが、きっと柴田さんのやさしさが、利用者の声を聴くうちにここまできたのだと思いました。又、NPO法人でできないことが有限会社にすることでできたことも話されました。

 続いて共同住宅「ヴィーヴル」(フランス語で生きる)駅前の見学に行きました。共同住宅の土地も米沢駅そばにあり、この土地は前所有者の歯医者さんの好意で共同住宅の建設ができたそうです。これも代表者の人柄だとおもいました。働いている職員の年齢も若く、笑顔もすばらしく、きっと充実した関係ができているのでしょう。又定年後「ほほえみサービス」で働くようになって、とても楽しいと話された男性が印象に残りました。 

 時間の無い中、移動を職員の方達のご好意に甘えさせていただき本当にありがとうございました。

 

ほほえみ
山形県初のNPOです

ほほえみ
「我孫子から参りました」と関本会長の挨拶

ほほえみ
さくらんぼ泥棒の寸劇・・スタッフの熱演に拍手

ほほえみ
事務所での交流

ほほえみ
共同住宅で自立支援事業



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