1 情報交換の場づくり メーリングリスト、会合、会報、ホームページ
会員は、メーリングリストで日々の情報交換を行っているが、直接の顔合わせの場として、自己作成者の会と応援団の拡大会合がある。自己作成者の会は、毎月一回、介護の現場で家族らの介護の渦中にいる人たちが各地から集まり、介護現場の現状や悩みを情報交換する貴重な場となっている。 会報は年数回発行、2002年8月から情報発信のためにホームページを立ち上げた。
2 ケアプランの自己作成ソフト「とき」の無料配布
利用サービスの自己作成支援ソフ「とき」は、システムの専門家がボランティアで開発し、2003 年1月からホームページから無料でダウンロードできる。自己作成者の会を通して使用しながら練り直し、何度もバージョンアップを重ねている。
3 自己作成マニュアル「あたまの整理箱」
自己作成ワークシート式マニュアル「あたまの整理箱」は、自分でケアプランを立てるにはどうしたらいいかという手順を丁寧に解説してある。福祉の専門家のアドバイスもとりいれて、単に介護保険手続きだけでなく、「自分らしい生活を手に入れるにはどうしたらいいか」という大きい視点で介護をとらえらている。ホームページに公開され、2004
年には製本版もできた。
4 シンポジウム、講座の開催
シンポジウムを年1回開催、年々参加者が増え、厚生労働省の担当課長も出席している。また、マニュアルとソフトを利用して介護サービス計画書を作っていく講座を随時開催している。
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